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◆ 2011年12月18日 待降節第三週礼拝式

◎みことば
『それから、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、
別の道から自分の国へ帰って行った。』
                                                                    マタイ1章21節

◎説教要旨 [福本行宏牧師]
テーマ:『戻ってはならない道』
テキスト:マタイ2:1~12

Ⅰ、イエス・キリストに対する三つの反応。

①ヘロデの反応・憎悪と敵意。
ヘロデは今生まれたばかりの幼子が、自分の生活、地位、権力、勢力を脅かすことを恐れたので、本能的に殺してしまおうとした。

②祭司長と律法学者の反応・徹底した無関心。
祭司長や律法学者は、神殿の儀式や律法の解釈に心奪われて、イエスの誕生には関心が無かった。
現代人の多くは自分のことに忙しすぎて、イエス・キリストには殆ど無関心のようである。
自分の醜い罪や傲慢、滅びや世界の終わり、神の愛や永遠の命のことなど、何とも思わないのですか、と訴えている言葉がある。

③博士たちの反応・賛美と礼拝。
『星に導かれて来た博士たち』民数記24/17
イエス・キリストの足もとに最上の捧げものを捧げたいという願いを込めて、遙々遠い東の国からベツレヘムに来た博士たち。
彼らは今で言う天文学者であり、非常に有能な博士であったので、旧約聖書にも精通していたのではないか、と思われる。

特に、救い主イエス様の誕生ことはよく知っていたであろう。
①救い主はユダヤ人であり、異邦人ではない。
②救い主はユダ族から生まれる。
③救い主はダビデの家系から生まれる。
④救い主は処女から生まれる。
⑤救い主はダビデの町ベツレヘムに生まれる。

Ⅱ、キリストへの捧げもの。

博士たちの捧げものは、救い主イエスにとって、まことに相応しいものであった。

①黄金・王の王への贈り物。
イエス様は「王の中の王」として、お生まれになりましたが、世の中の王のように、力でねじ伏せるのではなく、愛によって支配した。今もそうである。
キリストが人生を支配して下さる王の王なので、いつも心の王座にイエス様をお迎えしょう。

②乳香・祭司への贈り物。
香しい乳香は、神殿において礼拝と犠牲がささげられる時に用いられた。
祭司の務めは、人が神のもとへ行く道を開くこと。
祭司のラテン語は「ポンティフェクス」で、橋を架ける人という意味である。
イエス様は「愛と平和」の懸け橋となって下さった。
私たちも愛と平和の架け橋になりたい。

③没薬・死者への贈り物。
没薬は死体に塗るもの。イエス様は私たちの罪を贖うために十字架で死ぬために来られた。
イエス様は人の身代わりになって十字架で死なれた。

Ⅲ、別の道から帰って行った博士たち。

幼子イエスを救い主として礼拝した後、博士たちはヘロデの処へは戻らなかった。
ヘロデへの道、それは死を意味した。
神から離れてしまう滅びの道、堕落の道、教会から離れる道、誰かを憎み、排斥してしまう殺しの道。
私たちはヘロデの道を行くのではなく、キリストと共に生きる新しい道を歩み続けるのである。
私たちの帰る道とは永遠の命への道である。

『わたしは道であり、真理であり、命です。誰でもわたしによらないでは、父のみもとに行くことは出来ません。』ヨハネ14/1
キリスト以外の道に舞い戻る必要はない。

日本イエス・キリスト教団
西宮聖愛教会
 
牧師 福本行宏

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